船舶免許の難易度は?免許の種類によって変わる難易度を紹介します
1級小型船舶免許の難易度
1級小型船舶免許は1番難易度が高い船舶免許です。
学科試験では一般科目50問と上級科目14問が出題され、それぞれの科目を65%以上正解しなくてはいけません。特にこの上級科目が難しく、海図に三角定規を使って作図をするような問題が出てきます。そのためしっかりと内容を理解しておく必要があり、まんべんなく勉強しておきましょう。
この他、身体検査と実技試験があります。実技試験はスクールでしっかりと実技講習を受けておけば、ほとんどの場合大丈夫です。
2級小型船舶免許の難易度
2級小型船舶免許は1級小型船舶免許の次に難易度が高く、学科試験では一般科目50問が出題され65%(33問)以上正解する必要があります。
基本的な問題を理解すればいいので、そこまで難しいわけではありません。過去問題を勉強すれば十分対策できます。
その他にも身体検査と実技試験があります。2級の実技試験は、1級の実技試験と同じ内容となります。
湖川小出力限定の船舶免許の難易度
湖川小出力限定の船舶免許の難易度は他の船舶免許と比べて1番低く、合格率はほぼ100%といわれています。専門のスクールに1日程度通い、後は基本的な過去問題の対策を自分で行えばいいので、短期で気軽に船舶免許を取得したい人にはおすすめです。
身体検査と実技試験もありますが、そこまで心配する必要はありません。
特殊小型船舶免許の難易度
特殊小型船舶免許の難易度は2級小型船舶免許よりはやや低くなります。
学科試験では40問出題され65%(26問)以上の正解で合格です。難易度は低いと言えるのですが安易に考えていると失敗しますので注意して下さい。
身体検査と実技試験もあります。実技試験は横着な操縦にならず、慎重、安全な操縦を心がければまずは大丈夫でしょう。