船舶免許スクールで評判の教習コースは国家試験免除ってほんと?
登録小型船舶教習所とは
登録小型船舶教習所というのは、小型船舶操縦士国家試験の学科と実技の免除を受けることができる船舶免許スクールのことを指します。登録小型船舶教習所では国家試験の免除がある代わりに、規定時間の学科講習と実技講習を受けて修了試験に合格する必要があります。
国家試験の代わりに修了試験があるような形になるのですが、講習を受けている環境でそのまま修了試験を受けることができるので、環境が変わる国家試験よりも落ち着いて受験しやすいと言えます。
修了試験の内容
国家試験が免除される登録小型船舶教習所では、前述のとおり国家試験の代わりにスクール規定の修了試験を受ける必要があります。修了試験の内容は学科試験と実技試験に分かれています。
学科試験は「小型船舶の航行の安全に関する教則」の中から出題されるのですが、小型船舶操縦者の心得および遵守事項や、交通の方法、運航などに関する問題が出題されます。実技試験は実際に船舶を操縦したり、着岸、係留などを行うことになります。
合格率は90%以上
国家試験が免除される船舶免許スクールを利用するメリットとして、合格率が90%以上と高めになっている点が挙げられます。
国家試験が免除されるかわりに、スクールが実施する修了試験を受ける必要がありますが、学科も実技もしっかりと講習を受けた後にそのまま修了試験という流れになることが多いので、国家試験を受験するよりも合格率は高めになっています。
さらに、たとえ修了試験に不合格になったとしても補習を受けて即日で再試験を受けることができます。ちなみに国家試験を受験する場合の合格率も80%以上と比較的高めですが、不合格時の再受験にかかる時間を踏まえると、国家試験が免除されるのは大きなメリットです。