船舶免許の種類は4つ。それぞれの免許の違いを紹介します
1級小型船舶免許
1級小型船舶免許は、すべての水域をプレジャーボートやヨットで操船できる最上ランクの小型船舶免許です。水上オートバイは操縦できませんが、外洋でヨットの操船やスポーツフィッシングを行いたい人にはおすすめです。満18歳以上になれば取得可能で、操船できる船のサイズは20トン未満です。
海岸から5海里を超えるような外洋を操縦したい人は、1級小型船舶免許を取りましょう。
2級小型船舶免許
2級小型船舶免許は海での普通免許とも呼ばれており、最も一般的な船舶免許です。フィッシングやクルージングを楽しみたい人をはじめ、プレジャーボート操船の入門として取得する人も多くいます。満16歳以上になれば取得可能で、1級と同じく20トン未満の船を操船できます。
海岸から5海里(約9.2㎞)以内の範囲や湖、川で楽しみたい人は、2級小型船舶免許を取得しましょう。
湖川小出力限定の船舶免許
湖川小出力限定の船舶免許は、川や湖などの指定区域のみで、小出力(20馬力未満)のエンジン船を使って遊びたい人にはぴったりの船舶免許です。
他の船舶免許と比べて試験も易しく、釣りやちょっとした水遊びなどで川や湖の限定した範囲で行動する人にはこの免許で十分でしょう。満16歳以上になれば取得可能で、5トン未満の小型船を操縦できます。
湖や川のみでエレキや小出力の船外機を使っての釣りなどにはおすすめです。
特殊小型船舶免許
水上オートバイのみ操縦できる船舶免許なので、ボートやヨットも操船したい時は追加で1級や2級の船舶免許を取得する必要があります。陸岸から2海里以内の水域で水上オートバイを楽しみたい人の船舶免許です。16歳から取得できます。
水上オートバイは、一般的なツーリングだけでなくフィッシングも楽しめたりするので、遊び方は非常に幅広いでしょう。