【2023年】滋賀・大阪で船舶免許取得におすすめのスクール5選
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2級船舶免許について詳しく|費用・難易度・1級との違いは?

2級船舶免許について詳しく|費用・難易度・1級との違いは?

2級船舶免許の費用

スクールによって変わりますが、2級船舶免許取得にかかる費用は、国家試験が免除となる教習コースでは10万円~12万円程度、国家試験受験のコースで9万円~10万円程度です。国家試験受験のコースでは、学科を独学やオンラインで実施しているスクールもあり、さらに費用が安く6万円~9万円くらいで免許が取得できます。

教習コースは講習時間が長いですが、講習を受けてすぐにその場で試験を受けます。国家試験受験コースは講習時間が短いですが、自分で十分に復習して後日に国家試験を受けます。独学やオンラインのコースは学科をすべて自分で勉強して国家試験を受けます。

2級の学科は基本的な問題を理解すればよいので、自発的に学習することが苦手でなければ、費用も安く通学の日数も少なくて済む、独学やオンラインのコースを選んでみるのもいいかもしれません。

2級船舶免許の難易度

2級船舶免許の学科試験は一般科目50問の受験となります。問題量は比較的多いですが、基礎的な問題が主に出題されるので、そこまで難易度は高くありません。50問のうち33問(65%)以上の正解で合格となります。過去問題でしっかりと対策をすれば十分合格できるレベルです。

その他に、身体検査と実技試験があります。実技試験については、車を運転されている人であればそれほど難しいものではありません。車の運転感覚とは少し違いますが、スクールで実技講習をしっかりと受ければまずは大丈夫でしょう。

なお、実技試験は2級も1級も同じ内容、同じ船で実施されます。

2級船舶免許で乗れる船、区域

2級船舶免許と1級船舶免許で乗れる船に全く違いはありません。水上オートバイは操縦できませんが、20トン未満のプレジャーボートを中心に、クルーザーや外洋ヨットなど、幅広い船舶を操縦できます。その代わり、操船できる範囲は海では「海岸から5海里以内」という制限が付いています。

5海里と言えば約9.2㎞になり、ずいぶん狭いと感じられるかもしれませんが、実際海岸から5海里まで出ますと、もう陸が見えにくい状況になりやすく、少し不安を感じてしまうほどの距離です。

また湖や川ではこの5海里の制限はなく全域航行できます。ほとんどのレジャー用ボートは、この2級船舶免許で楽しまれています。

1級船舶免許との違い

2級船舶免許も1級船舶免許も操船できる船の種類は変わりません。違いは船で航行できる範囲です。1級であれば制限なしですが、2級は海岸から5海里以内という制限が付きます。

また、試験においては、実技試験は1級も2級も共通ですから、違いは学科試験です。2級の学科は一般科目のみ、1級の学科は一般科目と上級科目になり、この上級科目は難易度がかなり高めです。

手軽に船を楽しむなら2級、本格的に船を楽しむなら1級と言えるでしょう。

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